ベテランは常識?

ベテランの方はどうしているのでしょう?僕にも教えて下さい。


ネジの緩み止めとロックタイト

ヘリの組立ては、ネジで部品を結合していきますよね?
そして、ネジと言えばネジロック剤を塗って組み立てるのが常識になっていますよね?
何を今更…と、思っているでしょうね。  

しかし、本当にネジロック剤を塗って組み立てないとネジは緩んでしまうのでしょうか?
また、ネジロック剤を塗って組み立てればそれで安心なのでしょうか?
自分のヘリコプターなので、自分が安心できればそれに越したことはありませんが。

原理的に、一般的に言う「ネジ」はネジとネジ穴の山と山による摩擦で固定されます。
ですから、ネジの固定、緩みにはネジロック剤は塗っても塗らなくても関係ありません。

その様な書き方をすると「じゃあ何でネジロック剤を塗るの?あんたはネジロック剤を使わないのかい?」と疑問が湧くでしょうね。

僕もネジロック剤は使います。後々面倒なのを覚悟して…
ネジロック剤の最大の効能として「緩んだ後のネジの脱落を遅らせる」と言う事だと思っています。
中途半端にネジが付いているために、ネジが緩んでいるのに発見が遅れると言うこともあるかもしれませんけどね。
(後々面倒と言っているのは、ネジの結合は金属と金属の摩擦と最初に言っている通りですが、取り外したネジをよく見るとネジ山にネジロック剤が残っています。これを除去するのが凄く面倒で。)

振動が強いヘリの場合、ネジロック剤を塗って適正なトルクで締め付けたとしても、部品の接合面の摩耗によって徐々にネジの緩みか、部品の結合が弱まってきます。

ネジロック剤に対する信用度は人それぞれです。そして、機械に使用するネジの緩み止めは永遠のテーマかもしれませんね。
ネジが緩んで墜落させてしまうことの無い様にメンテナンスを頑張りましょう。
それではまた…

 

 

タイトルにあるロックタイトはどうしたって?

忘れてしまう所でした。(笑)

「ロックタイト」とは日本ロックタイト社が販売している嫌気性封着剤一般の事のようです。
ネジロック剤の代名詞にもなっているようですね。
他のメーカでも類似品が発売されているようですが、「ロックタイト」は日本ロックタイト社が発売している物だけが「ロックタイト」です。

以下カタログからの抜粋です。

品 番

液 色

特 徴

221

小ネジ・ビスの固定とシール用(低粘度、低強度)

222

小ネジ・ビスの固定とシール用(低強度)

241

一般ネジ部品の固定とシール用(中強度)(取り外し可)

242

一般ネジ部品の固定とシール用(中強度)(取り外し可)

243

油面接着用(中強度)

262

過酷な振動、衝撃を受ける高力ボルトの固定とシール用(高強度)

270

スタッドボルトなどの永久固定用

271

スタッドボルトなどの永久固定用(高強度)

272

耐熱性を要するボルトの固定とシールに

277

耐熱薬品性を要するボルトの固定とシール用(高強度)

290

ネジ締付後、後浸透による固定とシールに(中強度)

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