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老人の言葉を信じて件の扉を開けてみると、確かに中はきちんとした場所だった。といっても、今までいた広場とほとんど変わりばえのない空間だったのだが。違いは街灯が真ん中にないことぐらいで、正方形の造りも、周りを囲む柵も、その外側に広がった暗闇も同じである。 ―― いや、違うといえば、石畳の中央には何か別のものがいた。 手ざわりの良さそうな白い毛皮と、頭上にぴんと立った長い三角耳。一抱えほどの、逆さにした風船みたいな体には、短めの手足がくっついている。それだけ見ると丸々太った兎か何かのようでもあるが、四足歩行ではなく直立歩行らしい。顔の部分だけ体毛が薄くなっていて、愛嬌のある目鼻が存在を主張していた。馴染みのない生き物だったが、恐ろしげなモンスターなどではなく、珍動物という感じである。 「わあ、かわいい♥」 マールが躊躇なく近寄って、楽しげにその生き物の頭を撫でた。 「あっ、こら」 クロノやルッカが止めるいとまもあらばこそ ―― 当の生き物が抗議の声を上げた。 「おめー、いきなり何すんだ! オレ、戦の神だぞ!」 「あ。しゃべった」 特に動揺も抑揚もなく、クロノは言わずもがなのことを口にした。何しろ、話でしか知らなかった魔物を散々相手どり、蛙姿の騎士と共闘して、現在は感情持つロボットを仲間に加えた身だ。今さら人ならざるものが口をきいたぐらいでは、そうそう驚く気も起きない。 ……一般的には、麻痺しているともいう。 「知的生物のようデスネ」 これまた冷静に、ロボが所感を述べる。 「戦の神?」 律儀に聞き返したのはマールである。 「そう、戦の神、スペッキオ! こっから色んな時代の戦、見てる」 スペッキオと名乗った彼は、えへんとばかり胸をそらした。 「というわけで、そろそろ手ェ放せ」 「えーと……」 クロノは反応に悩んで頬を掻いた。 「……とりあえず、説得力ってものが皆無よね。あらゆる意味で」 しゃがんだ膝に頬杖をつき、ルッカが呆れ顔でスペッキオを眺める。 それも道理であって、スペッキオはマールに寄りかかって撫でられるがままで、飼い主に甘える猫も同然の様子なのだった。 「む。信じてないな」 なんだか名残惜しそうにしながら、スペッキオはマールの手から抜け出した。 「おめーら、オレのこと、どう見える? 強そうか? 弱そうか?」 クロノたちは言葉を濁した。 見た目だけで強さを量れるわけではないにせよ、ぬいぐるみめいた姿といい、今の態度といい、お世辞にも強そうとは思えない。 「ふーん。その調子だと、さては弱そうに見えてるな。違うか?」 「あー……いや、その」 「……ねえ?」 曖昧な愛想笑いでごまかす彼らに、スペッキオは気を悪くした素振りもなく、淡々と言った。 「オレの姿、そのままおめーらの強さ。おめーらが強ければ強そうに、弱ければ弱そうに見える」 それが本当かどうかはともかく、つまるところ、持って回った言い方で『おまえたちは弱い』と告げているわけである。クロノたちは複雑な表情になった。 「ん?」 ふと、興味を惹かれたふうにスペッキオは四人を見回した。 「けど、おめーら、持ってるな。心の力を……。そうか。表のジジイ、それでここに通したか」 「?」 顔に疑問符を描いた一行に頓着せず、スペッキオは滔々と語り始めた。 「おめーらの生まれるずっと昔……魔法で栄えた王国、あった。その世界、みんな魔法使った。けど、その王国、魔力に溺れ、滅びた……。それから人は魔法を使えなくなった。魔族以外はな。だが、おめーら、持ってる。心の強さを。魔法は心の強さ、力」 「魔法ですって? まさか、私たちにもその魔法は使えるってこと?」 俄然、ルッカが興奮した面持ちで身を乗り出した。 スペッキオは小さな手の指を器用にぴしりと立て、 「使える。魔法は天・冥・火・水の四つの力で成り立ってる。たとえば……ツンツン頭のおめーは『天』。このポニーテールのギャルは『水』の力。メガネのネーちゃんは『火』の力」 と、クロノを指し、次いでマール、ルッカと指先を移動させていく。 「こっちのデッカい人形は……おめー、生き物じゃないな」 「ハイ。ワタシはロボットデスカラ」 「おめーも強い心の力持ってるけど、昔の魔法の民の血ひいてないから、魔法ムリ。でも、おめー、レーザーとかいう武器持ってるだろ」 「ハイ、内蔵されてマス」 「レーザーって?」 何のことかわからず、クロノが横やりを入れた。武器というからには攻撃するためのものなのだろうが、思えばロボが戦うところを見たことがない。 「相手にダメージを与える光線みたいなものよ。食糧庫のガードマシンも使ってきたでしょ」 ルッカが簡単な説明を加えた。 「レーザーね……。そういえば、内部にそれらしきものが付いていたわ」 「そのレーザーってやつ、スゴい殺傷能力。『冥』の力に似てる」 スペッキオは話をまとめた。 「てな具合に、魔法だけでなく、全てのものはこの四つのバランスで成り立ってる」 「つまり……人間を含めた万物には、それぞれ固有の属性がある、と」 顎に指を触れ、ルッカは考え込む仕草をとった。 「そして、魔法の種類も無秩序というわけではなく、それら四つの属性によって系統立てられているわけね」 「そういうことだ。おめー、飲み込み早いな」 スペッキオが感心するのに、ルッカは優雅なお辞儀で返した。 「お褒めにあずかりまして」 「でも、その魔法って、どうやったら使えるの?」 マールが素朴な疑問を投げかけた。 「カンタンだ。『魔法が使いたい〜』と念じながら、ドアのところから始めてこの部屋の柵にそって時計回りに三回まわる!」 いきなり単純、かつ胡散臭い話になった。 再び疑いのまなざしを送るクロノたちに、スペッキオは憮然とする。 「信じろ。やってみればわかる」 「……どうする?」 ルッカが他の三人に意見を求めた。 「そうだなあ……。試してみるぐらいならいいか」 「うん。簡単みたいだしね」 「ワタシはもともと魔法が使えないようデスので、見ていることにしマス」 かくして、クロノ、マール、ルッカの三人がスペッキオの言葉に従うことになった。 『バターにならないよう気をつけろ』と謎の助言を与えられ、ドアのところから三人一列になって歩き始める。 本当にこんなので魔法を使えるんだろうか、とクロノがちらりと考えれば、 「こら、そこのツンツン頭! しっかり『魔法が使いたい〜』って念じろ!」 マールがつい不注意に柵から離れた位置を通れば、 「ズルだめ! オレ、ちゃんと見てる! もう一回やり直し!」 などと、細かく厳しい叱責が飛ぶ。 仕方なく三人は指示に集中した。傍から見れば間抜けなことこの上ないだろうなあ、という情けない気分も、この際思考の埒外に置くことにする。 そんなこんなでようやく回り終えると、スペッキオは三人を自分の前に並ぶよう呼び寄せた。 「……よーし! ハニャハラヘッタミタ〜イ!!」 何やら呪文らしきものを唱え、くるくるとダンスでも踊るような素早いターンを決める。 すると、クロノたちの内部で突然変化が起こった。 三人ともが、ほとんど同じように頭を押さえる。 「え……何、これ……?」 「頭の中に……何かが……」 痛みや不快感があるわけではない。だが、明らかにこれまで知らなかったはずの『何か』が一気に心に流れ込む ―― 否、『呼び覚まされる』と表現した方が適切だろうか ―― そういった感覚が彼らを包み込んでいた。 「だ、大丈夫デスカ?」 その様子を見て、ロボが心配そうにする。 「どーだ、新たな力湧くだろ?」 対照的に、スペッキオは得意満面だった。 「二つずつ呪文授けた。他にも魔法あるけど、それは自分で探せ。見つけて覚えられないようなら、おめーら、まだその魔法に見合った成長できてないってことだ」 三人がようよう落ち着きを取り戻していくのに合わせて、さらに声をかける。 「せっかくだから、おめーら、ちょっと試してみろ」 「……試すって、魔法を? 今、ここで?」 「そう。練習相手になってやる。オレに向かって魔法使え」 「え……だけど」 マールがためらいを浮かべ、クロノやルッカも困惑した。呪文とその使い方はイメージできるようになったが、それらは全て戦いを主眼に置いたものだ。本人の言によれば仮の姿ということになるものの、無害そうで可愛らしい外見のスペッキオに、そういった魔法をかけるというのは気が引けた。 「遠慮すんな。オレ、戦の神。おめーらの魔法ぐらいじゃビクともしない」 「うーん……。まあ、こう言ってくれてるんだし。クロノ、あんた試してみなさいよ」 「ええ!? オレが!?」 思わずクロノはうろたえ、幼なじみを振り返った。 「ほら、がんばって」 めっきり他人任せな口ぶりで、気楽に肩を叩いてくる。 「…………」 はあ、とクロノは大きくため息をついた。こういう時のルッカに逆らわない方がいい ―― というより、逆らっても無駄なのは、長い付き合いで身に染みている。 「そんじゃ、ツンツン頭以外は、オレたちから離れてろ」 スペッキオが追い払う仕草で腕を振った。 彼とクロノが向かい合って立ち、それをマールやルッカ、ロボが取り巻く形になる。 「おめーのは『天』の呪文だな。『かまいたち』と『サンダー』覚えたはずだ。かまいたちはおめーの持ってる武器にかけて使う呪文だから、今はサンダーの方を唱えてみろ」 スペッキオは師範よろしく指示を出した。 「意識、呪文に集中させとけ。魔法を魔法として成立させて具現化するのが呪文の言葉。だから、しっかり唱えないとダメだ。おめーの思い、呪文に伴わせろ。……さあ、来い!」 言われたことの半分も理解できたとは言い難かったが、クロノは目をつぶり、覚えたばかりの呪文を思い浮かべた。これならば、スペッキオの見た目に惑わされる気持ちも多少は和らぐ。 「―― 天つ光は我と在り 集いて下れ、裁きの雷 ――」 未知だったひとつながりの詞は、不思議なことに自然と口ずさむことができた。まるで遥か昔から自分自身の中にあったかのように。 目を見開き、クロノは『天』にかざした両手をそのまま一息に振り下ろした。 「サンダー!」 その瞬間、確かな手ごたえがあった。虚空を切り裂いてほとばしる電撃と、それがスペッキオに炸裂する光景が、まさしく稲妻の速さで展開する。ずん、と空間を揺るがす音が響き、肌に静電気の弾ける感触が走り抜ける。マールがキャッと悲鳴を上げ、顔を覆った。 「あ……」 「……ふー。ま、初めてならこんなもんか」 やりすぎたかと冷や汗をかいたクロノをよそに、スペッキオは平然と肩を回した。攻撃魔法が確かに直撃したはずなのに、全くこたえた様子はない。 「今の攻撃は……瞬間的に、非常に高出力のエネルギー値を計測しマシタ」 ロボが驚いてアイセンサーをチカチカさせた。 「スペッキオサンは、アレを受けて何ともないのデスカ?」 「平気。だから言っただろ。オレ、戦の神! フンフフ〜ン♪」 ふんぞり返って鼻を鳴らし、スペッキオは今度はマールたちの方を向いた。 「次、そっちのネーちゃんたち」 「え、わ、私!?」 「『たち』ってことは……私も!?」 マールもルッカも一様に慌てたが、スペッキオはあくまでマイペースだった。 「ついでに魔法の応用教えてやる。二人まとめて来い」 指名を受けた二人は、どうしようかと互いに尋ねるように顔を見合わせた。 とはいえ、クロノが実践して、本当に無事だと確信できたためか、抵抗感も幾分薄まっていたようである。おずおずとしつつも、クロノと入れ替わりで、少女たちはスペッキオと差し向かいになった。 「応用って言っても、理屈は難しくない。複数で同時に魔法使って、効果組み合わせるってだけだ」 スペッキオは再び講釈しだした。 「呪文は最後まで唱えないと効果ない。集中途切れたらダメ。逆に、心の集中さえ途切れなければ、呪文を途中で待機させて、タイミング合わせて発動させることもできる。呪文のおしまいの言葉は、魔法発動させるための鍵だと思っとけ」 「呪文全体を火薬に例えたなら、最後のフレーズが起爆スイッチになっている、という解釈でいいのかしら?」 「んー。そうだな。だいたいそんな感じだ」 ルッカの言葉に頭を揺らし、腕組みする。 「で、その特性を利用して、二人同時に魔法撃ってみろ」 「わかったわ」 「それじゃあ……」 ルッカとマールがうなずくと、スペッキオはクロノとロボに注意を促した。 「おめーらはもうちょっと離れてた方がいいぞ。近いと巻き込まれる。魔法使うやつ自身は、魔力の防護障壁できるから大丈夫だけどな」 それを受けてクロノたちが退避したのを見計らい、ルッカとマールは深呼吸して、同時に呪文を唱えた。 『―― 意思の理、我が手の内に ――』 声が重なり、ほぼ斉唱となる。 ……が、そこでスペッキオが待ったをかけた。 「おめーら待て。そっちじゃない」 出鼻をくじかれ、二人が気抜けして呪文を途切れさせると、スペッキオは腰に手を当て、たしなめるように言った。 「混乱と催眠の呪文は、どっちも精神に作用する。オレには影響ない魔法だから、見てくれじゃ効果わからないぞ。それに、その二つは一緒に使っても意味ない。『アイス』と『ファイア』使え」 そして、仕切り直しと相成った。 マールとルッカは改めて詠唱を始めた。 「―― 永久なる氷河、我が前に」 「―― 煉獄の火よ、いざ来たれ」 マールは祈りを捧げるように手を組み、ルッカは空の闇に向かって片手を伸ばす。 「黄泉の檻もて、穢れを祓え」 「猛き槍為し、闇を穿たん」 呪文が絡み合い、複雑な言霊の文様を描いていく。 二人は互いを横目で確かめ、魔法発動の鍵を一斉に解き放った。 「アイス!」 「ファイア!」 蒼く透き通る巨大な氷柱がスペッキオを内に封じ込め、灼熱の刃と化した炎がそこに突き刺さった瞬間、周囲の空気が揺らめき、直後、激しい爆発が巻き起こった。 とっさに構えたものの、クロノは爆風で転げそうになり、慌ててロボがそれを受け止める。 辺りが静かになった時、そこには魔法の威力に口をぽかんと開けたマールとルッカ、そして、やはり何事もなかったかのごとく立っているスペッキオがいた。 「今のが連携魔法。火と水だと、反作用で爆発する」 その爆発をまともに食らったとは思い難い当事者が解説した。 よく見ると、あれだけの爆発にもかかわらず、石畳にも傷がついていない。もしかしたら、この場所そのものも特別製なのかもしれない。 「複合させられる術は他にもある。魔法同士の組み合わせだけじゃなく、武器や拳にかけたりな。たいていは効果高くなる。ただし、相性合わない組み合わせだと、効果消滅したり、不利になったりすることもある」 「……武器や拳にって、オレが覚えた『かまいたち』のことか?」 「ちょっと違う。かまいたちは、最初から自分の武器にかける前提で組み上げられてる呪文。他の攻撃魔法、自分にかけると、魔力の防護障壁が干渉してうまくかからない。魔法と武器、組み合わせたいなら、自分以外にかけろ」 「はあ……」 理屈はよくわからないが、とにかくそういうものらしい、とクロノは思うことにした。 「元は単体だけに効く魔法でも、今みたいに、使い方次第で効果範囲広がる。ヘタに使えば、味方も巻き込むぞ。忘れんな」 「あ……ああ」 「肝に銘じておくわ」 実際に放ってみて効果の程を目の当たりにしたこともあり、クロノたちは素直に忠告を聞き入れた。スペッキオが何ともなかったからといって、自分たちの体で確かめてみたいなどとは間違っても思わない。 「皆サン、すごい力を身につけられたのデスネ」 「たくさん教えてくれてありがとう。……それと、失礼なことして、ごめんなさい」 ロボが賛辞を送り、マールがスペッキオに頭を下げた。 「気にすんな。オレ、戦の神だからな、心も広い」 スペッキオは鷹揚に笑った。 「おめーら、オモシロイ。また遊びに来い」 「それにしても、ルッカが魔法に興味あるなんて意外だったな」 老人のいる広場へ戻りしな、クロノがルッカに話しかけた。 「何よそれ」 「いや……『魔法なんて非科学的よ!』とか言うかと思ってさ」 「あのねえ。科学ってのは、目の前の事象を否定して成立してるわけじゃないのよ?」 ルッカは誤解もはなはだしいわ、とでも言いたげだった。 「それに、科学と魔術の起源は本来同じもので、途中で二つに分化しただけだって説もあるの。それだけでもう、魔法だって充分興味深い研究対象になりえると思わない?」 ふぅん、とクロノは生返事した。迂闊に話を振ったせいで、このままだと十八番の小難しい語りに突入してしまいそうである。 しかし、そこへクロノたちを呼ぶ老人の声がかかり、幸い会話は彼の心配する方向にはいかずに済んだ。 「……ほ、やはりな。遥か昔の人々はみな、そういった力を持っていたもんじゃ。そう、遥か昔……な」 一行を招き寄せ、老人はどこか彼方の、手に届かなくなった幻を追うようなまなざしで呟いた。 「魔法は心の力を使う。みだりに使いすぎれば心も疲弊するし、体にまで変調をきたす場合もある。くれぐれも気をつけてな。……ときに、おまえさんたち、これからどうするつもりだね?」 「えーと……まず、私たちの時代に戻って……」 マールが目線で他の仲間たちに問いかけると、ルッカが答えを引き取った。 「あとは、それから考えることにします。いろいろ調べたいこともありますし」 「ふむ……。おまえさんたち、何かとてつもないことをやらかそうというみたいじゃな」 口ひげを捻り、老人は四人を見つめた。 「しかし、急がば回れという言葉もある。ここにいると、そんな言葉の意味もよくわかってくるものじゃ……。何かあったら、いつでもここに来なさい。私がおまえさんたちの時間の道しるべになってやろう」 クロノたちがうなずくと、老人はいかにも満足そうな微笑を浮かべた。 |
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<オマケのあとがき> 原作改変フルスロットルの巻(爆)。そして、スペッキオの説明ゼリフなっげーよ!と自己ツッコミ。とはいえ、もともとゲームでもスペッキオの台詞ってそれなりの長さなんですけど。とりあえず、魔法の捏造設定部分は読み飛ばしてもあんまり問題ないと思うので、軽く流してやって下さい。なお、魔法関係の理屈と呪文のフレーズは大幅にスレイヤーズとテイルズシリーズの影響を受けてます。何気にサンダーの呪文そのものは短編の方で既出だったり(「イノセント」参照)。こっちの長編がなかなか進まなかったせいで、ようやく出せた感があります。 ゲームでのかまいたち・ちょうはつ・さいみんおんぱを魔法扱いにしたのは、小説で書く分にはそちらの方が使いやすいかと思ったからです。ぶっちゃけ、マールの「ちょうはつ」を実際に技として考えた時、理屈をつけるのに困ったということもありまして。かまいたちやさいみんおんぱは魔法じゃなくてもなんとかなりそうだし、オーラやかえんほうしゃはケアルやファイアで代替可能だと思うんですが。ただ、技名まで勝手に変更してしまうのもアレかなぁ、ということで、混乱・催眠の呪文にコンフュ・スリープといった名称は付けないつもりでいます。つーか、コンフュだとグランとリオンのコンフュージョンとかぶりまくる……。 TO BE CONTINUED >>> 本編第九章・1 <<<小説目次 <<<クロノトリガー目次 <<<TOP |