ロボの思い出



私ハ 「破滅の日」ノ前ニ 生マレマシタ
開発こーどハ R66-Yデ 
汎用ろぼっとトシテ ぷろめてどーむデ 働イテ イマシタ
主ナ仕事ハ どーむノ整備ト警備デシタガ 子供達ノ 遊ビ相手モ シテイマシタ

機械ガ人間ト 共存出来ル世界

皆サンハ 私ヲ どーむノ一員トシテ 扱ッテ下サイマシタ
皆サンハ 私ニ どーむノ名前ニ因ンデ 「プロメテス」 トイウ名前ヲ下サイマシタ
「R-66Y」デハ 「言いにくかったから」 ダソウデス
私ハ 毎日ガ楽シク
機械ノ私デモ 「幸せ」トイウ感情ヲ得ルコトガ 出来タノデス


「破滅の日」


アノ日 全テガ停止シ 
ホトンドノ 生物ガ 死滅シマシタ

電力ノ供給ガ 止マリ 暗闇ガ 訪レマシタ
私ハ 直前ニ えねるぎーヲ補給シテイタノデ マダ動ケマシタガ 
ぷろめてどーむノ めいんこんぴゅーたハ 停止シテシマイマシタ
イクラ 汎用ろぼっとトハ言エ
結局ハ 巨大こんぴゅーたノ 一部デシカナイ 私ハ コノ事態ニ ドウ対処シタラ良イノカ 分カラズ
私ハ どーむノ中デ 怯エル子供達ヲ前ニ
「大丈夫デス」と 繰リ返スコトシカ 出来マセンデシタ
子供達ヲ 安心サセタクテモ 笑顔ノそふとガ アリマセン
私ハ タダ繰リ返スコトシカ 出来ナカッタノデス

「私ガ 皆サンヲ 守リマス」


直後 大キナ衝撃ガ どーむノ上カラ来マシタ



ソシテ…………ソノ後ノ でーたハ アリマセン




気ガ付クト 廃墟ノ中ニ イマシタ
壁ハ ヒシャゲ 床ハ 所々抜ケ落チテイテ
天井ヲ 見ルト 大キナ 大キナ 穴ガ 空イテイマシタ
天井ノ彼方ニハ 厚ク垂レ込メタ空ガ 見エマシタ
…廃墟ニハ 微カニ ぷろめてどーむノ面影ガ アリマシタ

皆サンハ モウ イナイ 誰ガ私ヲ?

私ガ 何故 起動シタノカト 考エテイルト
目ノ前ニ 1人ノ人間ガ 現ワレマシタ

紫色ノ髪 古イ時代ノ衣装ノ 少女

ヨク見ルト 他ニモ 2人ノ人間ガ イマシタ
赤イ髪ノ少年ト 黄金色ノ髪ノ少女
2人ハ 紫色ノ少女トハ 少シ離レテ立ッテイマシタ
紫色ノ少女ハ 眉ヲヒソメテ 私ヲ見テイマス

私ガ 何カ 話ソウトシタ時 黄金色ノ女性ガ 瞳ヲ輝カセナガラ
「おはよう!」 ト 近ヅイテ来マシタ
私ハ 状況ガ 把握出来ズ コノ少女ガ 私ヲ起動シテクレタノカ ト 考エマシタ

「オ……オハヨウゴザイマス、ゴ主人様。…ゴ命令ヲ」

私ガ ソウ言ウト 黄金色ノ髪ノ少女ハ 瞳ヲ 瞬キマシタ 
ソシテ自分ヲ 指サスト
「私はご主人様じゃなくてマール! それにクロノに……」
赤イ髪ノ少年ガ 恐ル恐ル 笑イカケテ来マシタ
まーるトイウ少女ハ 次ニ 眉ヲヒソメテイタ 少女ノ腕ヲ引ッ張ルト 
「……あなたを治したルッカよ!」 ト 教エテクレマシタ
私ガ るっか ト 呼バレタ 少女ヲ見ルト 
彼女は ほっトシタ顔ヲ シテイマシタ

「了解シマシタ。私ヲ直シテ下サッタノハ、ルッカ様デスネ。」

るっか様ハ苦笑シテ
「ルッカでいいのよ。」 ト 言ワレマシタ
「ソンナ失礼ナ事ハ、出来マセン。」 
「様づけで呼ぶ方が失礼なことだってあるのよ。ね、マール。」
るっか様ノ言葉ニ 思イ当タルコトデモ アッタノデショウカ
まーるサンは 「フフ……!」 ト 微笑ミマシタ
私達機械ハ 作ッタ存在ノ命令ニハ 忠実デナケレバイケマセン
るっか様ハ 故障シテイタ私ヲ 直シテ下サイマシタ

「了解シマシタ、ルッカ。」

今度コソ 満面ノ笑ミヲ浮カベタ るっかサンハ
「よーし。で、あなたの名前は?」 ト 聞イテキマシタ
私ハ少シノ間 でーたヲ検索シマシタガ 長イ間ノ停止デ 消去シテシマッタヨウデス
出テキタノハ 開発こーどシカ アリマセンデシタ

「名前? 開発コードノ コトデスネ。R66-Yデス。」

「R66-Yか……。イカスじゃない!」
るっかサンガ ソウ言ウト まーるサンガ びっくりシテ 慌テナガラ
「え〜? ダメよ、そんなカワイくないの!」 ト 抗議シマシタ
「…ね、クロノ。もっといい名前、つけてあげようよ! 何がいいかしら?」
ま−るサンハ くろのサンノ方ヲ 見ナガラ 色々ト 候補ヲ上ゲ始メマシタ
るっかサンハ ト 言ウト 
まーるサント くろのサンの方を にこにこシナガラ 見テイマシタ

少シノ後 くろのサンガ まーるサンニ 耳打チシマシタ
まーるサンハ 嬉シソウニ 
「ロボ……。ロボか! 悪くないね!」
るっかサンモ 気ニ入ッタ ヨウデス
3人ノ意見ガ一致シマシタ

皆サンガ 私ヲ見マシタ
まーるサンハ 息ヲ吸ウト……



「い〜い?あなたの名前はロボよ!これからよろしくね、ロボ!」





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