主人公の受難
From:大島裕二 [/ドラクエ5]

主人公:くそっ、もう殆ど体力が残ってないな・・・。今回復するべきかもう少し粘るべきか・・・。
ヘンリー:町まであと少しだ、我慢しろ。ほれ、あと数歩だぞ。
主人公:・・・お前、今どうしてこんな状況になったのかわかってんのか!?武器にまわす筈の資金はおろか、回復アイテムの補充資金までカジノにつぎ込んだせいで俺たち地獄を見るはめになったんだぞ!!砂煙で視界を塞がれた上にガスミンクにぼこぼこにされて、魔力はまだLvの低いお前の回復にあててすっからかん。
ヘンリー:実際あれはやばかったな。三途の川が見えたぞ。それに、今大声で怒鳴るのはやばくないか?
主人公:ゲッ、ガスミンクに囲まれてる!!どどど、どーすんだよ!!
ヘンリー:なるようになるさ、さあ戦うぞ!!
主人公:絶対に俺は人選を誤ったな・・・。
それでも根性でガスミンクを全滅させた彼ら。ヘンリーのこの性格は恐らく一生直らないだろう・・・。
END

2003年02月05日 (水) 15時28分


一応説明を・・・
From:大島裕二

はじめまして、とりあえず書いてみました。状況としては青年時代前半のオラクルベリー周辺でレベルあげと資金集めをしている最中といった感じです。ちなみにまだ馬車がないので仲間モンスターは誰もいません。
ヘンリーは実力が伴わないのに口だけは達者という一番危ない性格で事実まいってます。あまり上手じゃあないですがこんなもんでいいですか?

2003年02月05日 (水) 15時38分

いらっしゃいませ
From:由空(管理人)

初めまして……あわわ、レス遅れまくってすみません; しばらくこっちチェック怠ってたもので(汗) ご投稿ありがとうございました!

なんかヘンリーの性格に親近感覚えてしまいました(笑) 私もDQではカジノに通いづめというのが定例なので。主人公……苦労しますね……(笑)

2003年02月20日 (木) 14時33分


潮騒
From:るーるー [/ドラクエ6]

 甲板で、潮風に金髪をなぶられながら立っていたのは、紛れない、テリーの姉、ミレーユだった。
 穏やかな横顔は、遠い水平線を見つめているのか。それとも空の彼方に運命を見ているのか。……姉は、著名なる占い師の元で修行をしていたと聞いた。
 テリーが近付くのに気付かないはずはない。しかし気付かないふりをする姉は、今何を考えているのだろう。
「……姉さん」
 どんな魔物を目にしても決して怯まない彼にとって不覚と言えるほどに、声の震えを抑えるので精一杯だった。
 久しぶりに逢った姉は、以前よりもずっと強く美しく、なんとなく声を掛けるのにも緊張が伴う。
 彼女は、ゆっくりと顔をテリーの方に向けて、柔らかく微笑んだ。
「あら、テリー。どうしたの? こんなところまで」
「……姉さんこそ」
 何度も頭の中で繰り返したはずの言葉もうまく出ず、陳腐な問い返しをしてしまう。
「ちょっと、酔っちゃったみたいね」
 穏やかに苦笑する彼女の言葉は、明らかに真実ではなかった。
 姉は、隠し事をするのは非常にうまいくせに、嘘をつくのは下手だった。
 昔、テリーが悪戯をすると、「もう、困った子ね」と姉は苦笑した。……僅かに眉間に皺を寄せ苦笑するときは、姉が嘘をついているときだ。それがわかってからは、テリーは悪戯を止めた。

 姉の視線は、静かだがテリーの言葉を促していた。
 テリーは姉にわからぬよう静かに深呼吸し……震える唇を何とか開いた。
「……本当に、……ごめん……」
 ミレーユは、その言葉に驚いたのか、切れ長の美しい瞳を見開いた。俯いてしまったテリーには、そんな姉の顔は見られなかったが。
「謝ることはないわ。貴方のせいじゃないもの。……私こそ、何度も貴方に逢ったのに、とうとう声を掛けられないで……ごめんなさいね」
 その姉の言葉を聞き、テリーは勢いよく顔を上げた。
「違う! ……姉さんを捜していたはずなのに、俺はその姉さんに……」
 テリーは下唇を噛んで再度俯いた。
「テリー、自分を責めてはだめよ。貴方は……」
 ミレーユの言葉が不自然にに途切れ、テリーは戸惑いつつも視線を上げた。
 姉の幽艶な顔は、自嘲めいた、しかし柔らかい微笑を形作っていた。
「……違う、ごめんなさい。貴方ともう一度逢えたらね、言おうと思っていたことがあったの。こんな事じゃなくて」
 ミレーユのほっそりとした長い腕が、優しくテリーを抱きしめた。
「……無事で良かった。また逢えて、本当に良かった。ありがとう、テリー」
 テリーは俯いた。……そうでなかったら、きっと自分の情けない顔を、この姉に見せてしまうと思ったから。そしてごまかすように、姉の背に軽く手を回した。
「……うん」
 俺も逢いたかった。それすらも言えない弟の気持ちを、姉はわかってくれるだろうか?
 誰よりも賢い姉だ、悟ってくれるだろうと信じ、テリーは目を閉じた。
 
 潮風は、柔らかくそよいでいた。

2003年02月06日 (木) 21時41分


後書き……と言えるほど高尚ではないですが(笑)。
From:るーるー

初めまして、管理人さま。るーるーという者です。
何だか、初投稿なのに長くてごめんなさい……あうう。
投稿してみて、あまりの読みづらさにびっくりしました(汗)。

しかし、どうしてこんなにシスコンになってしまったのか……あああ。
でも、お姉さん思いの弟(妹思いの兄)って、個人的には素敵だなあと思う……ん……ですが……。
気分を悪くしたら申し訳ありません……。

クロノ小説を投稿したいな、と思ってたんですが(クロノ愛v)、
ストックがなかったので、また次の機会にします(迷惑)。
それでは、これからもサイト運営頑張ってください!
応援してます。

2003年02月06日 (木) 21時50分

いらっしゃいませ
From:由空(管理人)

初めましてv めっちゃレス遅れてしまってすみません(汗) 力作のご投稿ありがとうございます〜♪ 描写の細かい、叙情的なお話が個人的に好みなので嬉しいですv それにDQ6大好きなのでなおのこと。

テリミレ姉弟、血の繋がり以上に絆の深さがあるでしょうから、こういう風で良いと思いますよ。私しょっちゅうテリー(や魔王)のことシスコンだの何だの言ってますが(爆)、シスコンが悪いとはけして思ってませんから。そこまで家族を想えるのは良いことですv

クロノ小説もお待ちしてます(^^) こんな管理人ではございますが;良かったらどうぞまたいらっしゃって下さいませ♪ 応援ありがとうございます〜(ぺこり)

2003年02月20日 (木) 14時34分


心の扉
From:ラヴ [/クロノトリガー]

 クロノ達は、黒の夢の下見に行って来た。本格的に乗り込むため、下見に行くことになったのだった。その日のパーティは、クロノ・マール・魔王だった。
 魔王は、黒の夢の下見に行ったあと、一人でガルディアの森に出かけて行った。そこで、物思いにふける事にしたのだ。

−黒の夢
 暗く、生々しい血の香りがただよう、『黒の夢』。
 あの奥には、ラヴォスに魅入られ、『人』としての感情を失った実母のジール、そして、ラヴォスがいる。
母から『人』としての感情を奪い、この星を喰らい、何より、最愛の姉を苦しめ続けた『ラヴォス』。
−・・・殺してやる・・・−
魔王は心の中で、何度も繰り返した。
 いつしか、とうの昔の思い出が、脳裏をよぎっていた。優しく微笑み、サラと魔王−ジャキの名を呼ぶ母、ジールの姿。そして、明るい声で歌う、姉のサラの姿。
−勝たなくていい でも負けないで 愛しいあなたよ−
ジャキは、この歌が大好きだった。サラが、ジャキのためにつくってくれた歌だからだ。

すると、森の入り口の方から、なつかしい歌が聞こえてきた。
−勝たなくていい でも負けないで 愛しいあなたよ−
「・・・!」
忘れるはずがない。この歌は・・!なぜ・・?
歌声が近づいてくる・・・。すると、
「あっ、魔王っ!」
と、マールがすっと顔を出した。歌っていたのは、マールだったのだ。魔王は、ふいっと後ろを向いた。マールはくすっと笑うと、話しはじめた。
「あのね、今の歌、サラさんに教えてもらったの」
魔王はぴくりと反応したが、何も言わなかった。
「ねえ、魔王。一つ言っておきたいことがあるの。サラさんがとってもいい人だったっていうのは、よくわかるよ。でも、いつまでもサラさんにしか心を開かなかったら、サラさん、悲しむと思うよ」
マールは言葉を切り、魔王の反応を待った。

「・・・ふん」
魔王は、子供のようにぷいっと横を向いてしまった。
マールは、そんな魔王がおかしくて、大声で笑い出した。魔王は、さすがにこんな奴にはかなわない、と思い、微笑した。その瞳は、子供のようにキラキラと輝いていた。 
 そして、魔王は空を見上げた。
−姉上。あなた以外にも、私が心を開ける人がいた。この真実を、一生大切にするよ−
            
                 <END>

2003年03月09日 (日) 20時10分


あとがき
From:ラヴ [/]

初めまして、ラヴと申します。あとがきといえる物ではないのですが、一応書いておきますね。 
 この小説の中にある、サラがジャキのためにつくった「歌」は、私が勝手に考えたものです。
 黒の夢の下見・・・私くらいでしょうかねぇ(笑

 投稿できるような作品ではないのですが、やっぱり、書いたものを読んでもらいたいと思ったので、思い切って投稿してみました!これからよろしくお願いします☆

2003年03月09日 (日) 20時33分

初めまして
From:由空(管理人)

いらっしゃいませ、ご投稿ありがとうございますv
二人の交流と、閉ざしていた気持ちをぎこちなくも溶かそうとする魔王が微笑ましくて、心温まります。実を言うと、私、これと少し似た話を考えたことがあったりします……書いてはいませんが。マールがサラさんと同じ歌を歌って、という点は同じで、でもそれは直接本人から教わったのではなく、「ガルディアに代々伝わる子守り歌」だったという……。

黒の夢の下見。自分の場合、「宝箱の回収」と「ボス(ラスボス)への挑戦」はどこのダンジョンでもよく別々にやってますので(アイテムを全部入手後、ボスの所まで行かずにいったん外に出て回復&セーブ、ということが多い)ある意味下見してるといえるかも。

他の人に作品を見せることも上達への道だと思いますし、どうぞまた書き込んでやって下さい♪ ……ところでタイトル(心の扉)で陣内大蔵さんの曲を思い出したのは私だけでしょうか。いや、その曲好きなもので。

2003年03月21日 (金) 15時25分


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